最初に作った自転車袴は、あり合わせの布で作ったので、
いまいち長さが短くて少々不便です。
前の重なりも大きくデザインも好きになれません。
そこで、自分で工夫することにしました。
布屋に行き撥水防水でかつ蒸れない新素材を買いました。
まず、ズボン幅に問題はありません。
ズボン丈もオリジナル通りに作れば問題ないはずです。
エプロンを付けるような履き方も便利です。
ただし股割れは不便なので 普通のズボンのように作ることにします。
それだけではひどくだぶだぶになって格好が悪いので、前で大きくタックを取ることにします。
ひもは後ろから前に回して結びます。
お太鼓に 結んだ姿 |
帯の上まで 袴は来ます |
足も広がります | 後ろ姿 帯の上まで来ます 後ろもなんとか 割れてません |
横姿 |
基本は普通のズボンと同じですが、
股が膝のあたりに来るようにしました。
しかし自転車に乗るには十分な股下長さです。
これでも中の着物は、かなり持ち上がる感じです。
タックはまっすぐ立ったとき、ヒダが足の間に収まる感じになるように取りました。
後ろも端を折り返し、タックのようにしました。
重なりが少なくても中が見えないようにです。
自分の体に合わせるように試着を繰り返して作ったので
(これが本当の立体設計?)設計図がすぐには書けません。
巨大もんぺか狩衣姿みたいですが、小さくたためて防水で和洋兼用。
ジーンズの上からも楽に履けます。
自転車袴1よりは実用的かな。
ただし、股割れならぬ尻割れなので
雨の日に自転車に乗るのは着物ではだめですね。(当たり前か)