自転車袴 2


最初に作った自転車袴は、あり合わせの布で作ったので、
いまいち長さが短くて少々不便です。
前の重なりも大きくデザインも好きになれません。
そこで、自分で工夫することにしました。
布屋に行き撥水防水でかつ蒸れない新素材を買いました。

まず、ズボン幅に問題はありません。
ズボン丈もオリジナル通りに作れば問題ないはずです。
エプロンを付けるような履き方も便利です。
ただし股割れは不便なので 普通のズボンのように作ることにします。
それだけではひどくだぶだぶになって格好が悪いので、前で大きくタックを取ることにします。
ひもは後ろから前に回して結びます。

お太鼓に
結んだ姿
帯の上まで
袴は来ます
足も広がります 後ろ姿
帯の上まで来ます
後ろもなんとか
割れてません
横姿

基本は普通のズボンと同じですが、
股が膝のあたりに来るようにしました。
しかし自転車に乗るには十分な股下長さです。
これでも中の着物は、かなり持ち上がる感じです。
タックはまっすぐ立ったとき、ヒダが足の間に収まる感じになるように取りました。
後ろも端を折り返し、タックのようにしました。
重なりが少なくても中が見えないようにです。

自分の体に合わせるように試着を繰り返して作ったので
(これが本当の立体設計?)設計図がすぐには書けません。

巨大もんぺか狩衣姿みたいですが、小さくたためて防水で和洋兼用。
ジーンズの上からも楽に履けます。
自転車袴1よりは実用的かな。

ただし、股割れならぬ尻割れなので
雨の日に自転車に乗るのは着物ではだめですね。(当たり前か)


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