ぎんなん大好き


ぎんなんが好きです。
秋になると、ぎんなん拾いがしたくなります。

ところがぎんなんの実の汁にひどくかぶれるのです。
次第にかぶれ方がひどくなってきました。
そこで、とうとう数年前にぎんなん拾いを断念しました。

その代わり秋になって八百屋さんの店先に
ぎんなんの箱が並ぶようになると
安い時をねらって、一箱買います。


でも、ぎんなんって、食べるまでに手がかかりますよね。
お料理をする時にぎんなんの準備をする暇がありません。

おまけにぎんなんは時がたつうちに殻の中のぎんなんの実が縮むのです。

そこで・・・

あらかじめ食べるばかりにしたぎんなんを冷凍してみました。

なかなか、いい具合です。

日にちがたっても、実が縮むこともなく、
使いたいだけの処理済みのぎんなんが、すぐ使えます。




ぎんなんの殻割り専用の道具を使うと、簡単に割ることができます。


焙烙(ほうろく)でぎんなんを煎ります。
きれいに洗ったフライパンでもいいでしょう。
お玉杓子でこすりながら煎ると、薄皮が取れてきます。
ぎんなんの色が透明感を増してきます。
きれいな緑になる物や黄色いまま、白っぽいものもあります。
ちょっと焦げ目が付きました。


小さな容器に入れて冷凍します。
使うだけ出します。
鍋物や煮物、蒸しものに入っていると、ちょっと嬉しい。
私は煎ったぎんなんが香ばしくて大好きです♪



さて、年が変わって2004年
今年もまた銀杏を買いました。
暮れ近くなって買った銀杏はいつものように処理すると
なんだかとってもにがいのです。
苦みもちょっとならいい刺激ですが、
銀杏は実は毒があるので子供にはあまり食べさせてはいけないのですが
どうも今年は北日本のスギヒラタケに急に毒性が出てきた例もあることから
ちょっと用心

知っている3方法で試してみました。

上の炒り銀杏と以下の茹で銀杏、電子レンジでチン銀杏

左は塩水で茹でているところ。
茹でながらオタマジャクシでころころなでていると、次第に皮が取れてきます。
銀杏の透明感が出てきたら完成。

真ん中は殻に割れ目を入れて茶封筒に入れ
電子レンジに入れるところ。何十秒かでOKです。
ポンという音がする時もしない時もありますが、
出して殻から出すと渋皮まで簡単に取れてできあがり。
この方法が一番簡単です。

で、一番変な味が少なかったのは
茹でる方法。
やはり、水に多少は溶けるんでしょうね。

という訳で、今回の銀杏は塩ゆでにしてさまして冷凍にしました。


うまこのお勝手へ

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