土曜日になると三河湾周辺で捕れた魚を売るご近所のスーパーに行きました。
今日は何がいるかしら?
何か新鮮で変わった物はないかしら
いるいる。いますよ。これは何でしょう?
タコです。生のタコです。手頃な大きさで、お値段も手頃。
これはどうやって食べるのですか?
三河湾からタコを持ってきたおねえさんが教えてくれました。
塩でぬめりを取り、墨を取って、熱湯で茹でれば、何にでもなりますよ。
里芋と煮ても良いしね。
どうやって墨を取るのですか?
胴体の中からワタを抜くんです。頭の部分が胴体です。
家に帰って、タコに塩をぶっかけた後、しげしげと眺めてみました。
いかみたいにするのかしら??
でも、いかのように足を引っ張っても胴から抜けてはきません。
頭の部分をよく見ると裏側に当たる部分に穴があります。
タコのはっちゃんの口が出ています。
その穴を手袋みたいにひっくり返すと
はらわたが出てきました。墨もあります。イカと似ています。
細身の包丁を使い、ワタをはずしたあとで、熱湯に入れました。
おやま!こんなに縮んでしまいました。
足もくるくる、お行儀のいいこと。
頭をコテンと倒すと、例の穴が見えます。
あとは普通のゆでだこと同じです。
でも、お料理の本を見て、なにか変わった物を作りましょう。
まず、足先は順当に酢だこ。
根本の辺りはたこ焼き用に残して
頭とその周辺は、小さく切って、おろした長いも、小麦粉、卵と混ぜて、揚げ物にしました。
天つゆで食べました。
う〜ん、変わった揚げ物でした。