着付け教室では、とてもきれいな着付けを教えてもらえます。
他人に着せけてあげることもできます。
しかし、見かけの美しさより、自分で着ていて楽な着付けを考えてみました。
初めて着物を着ようという人のために、見かけを重視しない方法なので、
慣れてきたら、他の方法を試して、きれいな着付けを研究してください。
鏡を見て、着てみましょう
しわはなるべく取りますが、
多少ぶかぶかしていても、あまり気にしないでください。
補正はまずは、無しです。
ここではタオル製の伊達締めが唯一の補正ですが、
お持ちの伊達締めでOKです。
着物の胸紐は省略です。
下腹で腰ひもがしっかり締まっていれば大丈夫。
これならお食事も苦しくありません。
うそつきと呼ばれる2部式長襦袢を使えば、
半襟付けの煩わしさもなく、
脱いだらネットに入れて洗濯機にポイ
着物は一日しっかり汗を乾かしてから畳みましょう
きもの | 帯 | 2部式長襦袢 | 帯枕と帯揚げ | 腰ひも一本 | 伊達締め2枚 | 帯締め |
椅子などに まとめておきましょう |
半襟の中に 襟芯を入れましょう |
足袋をはきましょう |
慣れた下着を 着て、まずは 裾除けをします |
半襟付き半襦袢を 着ます。 襟は左右に引っ張り 前は詰め気味に |
後ろの紐通しに 紐を通します。 襟は抜き気味に |
伊達締めをします 紐は身体の中心を 避けて結びます |
弛みやしわを 引いて取ります |
襟の中心を折り スナップを留めます |
掛け襟の 縫い目の所で 2/3に折ります |
襟の後ろと 掛け襟の 縫い目の所をもって しっかり襟を折ります |
襟の後ろを離し 後ろに回し 両手に持たせます |
手を上に持って行き 肩に掛けて着ます。 袖を片方ずつ通します 襦袢の袖も通して 振りを合わせます |
襟先の 少し上を持ち 裾が床すれすれ になるように 持ち上げます |
身体に巻き付け ずり落ちないように 手で支えます |
左手で 腰ひもの真ん中を 持って右手に持たせ 前から後ろに回します |
腰ひもは腰骨に掛かる辺り 下腹でしっかり結びましょう 2回からげて片花結び、 端を紐にはさみます |
身八口(脇のスリット) から手を入れ 前と後ろのお端折を とんとんと 整えます |
片手で掛け襟の縫い目 別の手で後ろの中心線 前後に引き合い 中心を整え 襦袢と着物の襟を 合わせます |
半襟の出具合を調節し 襟を合わせ 伊達締めをします 胸紐は省略です |
しわやゆるみを 整えます 後ろは左右に引いて たるみを取ります 後ろから 半襟が 見えないように |
帯板をします 帯板の紐がない場合は 滑りの良い伊達締めで 上から押さえます |
細い方がテ 広い方がタレ 胴回り2/3ほどの テを残して 胴に2回巻きます |
タレを上から テに回すように 一回結びます |
テを反対側に 倒して 端をちょっと はさんでおきます |
タレをおろし 帯揚げ帯枕で、 お太鼓の 上部分の 形を作ります 背中で仮結び |
お太鼓の下部分を 胴部分の下線に 合わせて、 残りを 中に折り込みます。 |
タレ先は ひとさし指の長さ |
挟んでおいたテを お太鼓に差し込み 折りあげ部分を 抑えます |
片手でテを押さえ もう片方で 帯締めの中央を 持って 差し入れ 後ろに回し 仮結び。 帯締めが 一部色の違う 場合は 右手の方へ |
帯を回します 帯板を押さえ 帯の下を持って 右回りに ゆっくり回します 帯枕の紐を結び 帯の中深く入れます 帯揚げを きれいに結びます |
帯締めの先を合わせ 合わせた根元が 中心に来るように 位置を合わせます |
帯締めを結びます。 普段着の 帯締めの房は 片方が上 もう片方が下に 向けば 文句を言われません |
後ろを確認し 帯締めがきちんと テを押さえている 様にします。 お太鼓の下線が 帯の下線と 合っていると すっきりします |
最後に帯の前部分を ぐっと下に 押し下げます おなかが 楽になります。 帯揚げをきれいに 帯の中に入れます |