香嵐渓・紅葉狩り

2006/11/29

もう何年も前から、この地区では有名な紅葉の名所である香嵐渓へ

紅葉狩りに行きたいと思っていました。

しかし紅葉狩りのシーズンは悪名高い交通渋滞でも有名です。

昨年、行ってみたいと調べてみましたが、

名鉄東岡崎からバス、という路線しか見つかりませんで、その遠さに断念しました。





今年、ニュースで香嵐渓の紅葉がきれいと言っていたのを聞き、

再度、調べてみると、

愛知環状鉄道の四郷から、さなげ足助バス という路線と

地下鉄鶴舞線から名鉄に乗り入れ、梅坪で乗り換え、猿投から、さなげ足助バス という路線があって、

時間的にもお値段的にも後者がリーズナブルのようです。





さて、当日は7時30分に出発したので、バスも順調で渋滞もなくちょっと拍子抜け。

しかし、香嵐渓に到着すると既に観光バスや自家用車がいて、人々も歩いています。

屋台も出ていて、すっかりお祭り気分です。

前方の山は飯盛山でしょうか。さすがにきれいですね。

人の後についてぞろぞろと橋を渡ります。

写真を撮っているカップルがいるので、その都度撮ってあげます。お返しに私も撮ってもらいました。

そのまま、香積寺へと石段を登っていきます。

山門をくぐり、ふと振り返ると、今通った山門は世にも美しい色彩があふれています。

しかし、悲しいかな、なかなかその色をカメラでとらえることができません。

そこでも何人の人のシャッターを押してあげました。

お返しに撮って頂いたのは、とてもうまく色が出ています。

お寺の裏山に登る人たちがいるので、私も後に続きます。杖変わりの傘と地下足袋が本領発揮です。

途中の山道は緑深い森、大きな朴(ホウ)の葉が落ちていました。

不思議な植物も実をつけています。

果てがない、と言って引き返してきた人もいます。でも、まわりがきれいなのでそのまま登り続けます。

お、まわりが開け、山頂が近いようです。落ち葉が厚く美しく散り敷いています。


ああ、なんて美しいんでしょう!



さて、香嵐渓では、もう何年も前からシーズン中だけ、中国の刀削麺の屋台が出ていると聞いています。

それも食べてみたいというのが長年のささやかな夢でもありました。

ですから、先ほどの三叉路を先には進まず、もと来た道を引き返し、刀削麺を目指します。時間も合います。

おや、猿回しですね♪〜無表情な顔が笑えます。

子守さんと輪くぐりとドジョウすくい


さて、やっと刀削麺に来ましたよ。

一度に大量の麺が茹で上がるので、長い行列が出来てもすぐ順番が回ってきます。

四種のメニューから選んだのは、ナスの肉みそ炒め。

中の麺は名古屋の味噌煮込みもびっくりの太さと堅さです。

スープは薄味ですがなかなかおいしいです。豆板醤がおいてあったので入れてピリ辛にしました。

巨大な五平餅も食べました。

お茶はセルフサービスですが、横を見ると五平餅の板や割り箸を燃やしてお湯を沸かしていました。エコですね。

腹ごしらえが済んでから、川の畔を歩いてみました。


そしてお土産はこれも名物・紅葉の衣揚げ。でも、揚げているところにはとうとうお目にかかれませんでした。

硬くて甘い揚げ菓子でした。(私は好き)




帰りのバスは30分遅れで到着しましたが、途中で渋滞道路からそれたので

約2時間で家に帰り着くことができました。まあまあですね。

よく歩いた一日でした。ゆったりと美しい風景に浸ることができましたし、

(平日の)ほどよい人混みの中で、観光地気分も大いに味わうことができました。

(観光バスの長い長い行列にもお目にかかれましたしね)

まだまだ歩いていない場所もあります。また来ても楽しめそうですね。

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