イギリスカーテン帯


カーテン生地は洋服生地より模様が大胆だったり生地が厚手だったり幅が広かったりと、

帯には都合の良い場合が多いのです。

ついつい、カーテン生地売り場に行くと探してしまいます。

またしても、カーテン生地売り場で掘り出し物を見つけてしまいました。

150弱幅のイギリス製の木綿のカーテン生地です。

1m500円だったので1mだけ買いました。



模様がこのような縞になっているので

どこをお太鼓にしようか、どこをタレにしようか。胴は?手先は?

と色々考えます。


結局お太鼓とタレは続柄にすることにして

胴には唐草模様が下の方に少しだけ、と言うことにして、

ほかの布を足さずに作ることにしました。

上は裁断して少しずつ間を開けて写真を撮ってあります。

細いすき間が見えるでしょう。




お太鼓部分の広いところは1mの長さがとれました。

胴は2mになりました。

引き抜き角出しで結ぶと胴まわりは一巻きです。


胴の見える部分は布の中央部。

布の両端の部分は、手先とお太鼓と胴のつなぎの部分になりました。

これなら縫い目の部分が結び目になって結び終われば見えません。


胴は中表に縫って中央の縫い残しの部分から裏返しましたが、

そこを利用してポケットを作りました。


胴の部分は苦しくないようにかなり薄手の木綿芯地(帯用)

お太鼓部分はかなり厚手の木綿芯地(古い帯用のもの)を使いました。


胴の部分とお太鼓の部分は最後に縫い合わせます。

胴の部分・表 胴の部分・裏 ポケット

胴は表と裏の模様が違うので着物の雰囲気にあわせて選べます

角出しに結んで
みました
お太鼓結び

気軽にできる白っぽい帯がこれで一本できました。

汚れそうなので、防水スプレーをかけました。


表地500円の帯完成!


目次へ

inserted by FC2 system