タイヘンプ帯



布地屋さんに時々行きます。
最近気になっていたのは、アジアやインドなどの素朴な布地。
なかでもタイの麻やヘンプは、素朴なだけではなく、
模様を染めた物があり、ちょっと和風な感じでもあり、
帯に良さそうな物が色々あるのです。
布地の幅も日本の反物と似ています。

そこで色々ある柄の中から慎重に一枚を選んで
思い切って2m買ってきました。
ざっくりとして、ちょっとかすれたような感じは
なかなか写真ではわかりませんが、
夏向きの雰囲気です。


ちょうど色の合うポリの着物をほどいて洗った物の余りもあります。
足らないところはこれでいいでしょう。
裏と手先とたれはこのポリを使います。

芯には、古い夏の付け帯を使います。

買った布地は幅が33cmほどなので
まず長さを半分にしてお太鼓部分に使います。
不足分はちょうどたれの無地部分になり、ぴったりです。

ついで幅を半分に切って長く2本に縫い胴部分にします。
胴に2巻きできて手先は無地になります。

芯にする帯にぴったりするように裏に鉛筆でなぞり
ミシンで中表に縫って、
芯とともに表に返します。
最後の部分は手でまつっておきます。
お太鼓部分には紐を付けておくと便利です。

染め帯一本 完成♪


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