お伊勢参り

2006/3/20


初詣にお伊勢さんに行くのは、
寒いし、人混みが気になるので、毎年見送ってしまいます。

少し暖かくなってきたので、
連休の中日の今日、夫が年休を取り、一緒にお伊勢さんに行くことにしました。

JRのさわやかウオーキングコースというの参考にして、
内宮めぐり、JR伊勢市駅発着約13kmのコースです。

快速みえ得ダネ4回数券というのが、
青春18切符より安いのです。
それは途中にJRでない伊勢鉄道線というのを通るからなんです。
千種駅から一路、伊勢市までしゅっぱ〜つ!

さて、11時に着いて伊勢市駅から出発します。
御木本道路を通り約3kmちょっと行くと猿田彦神社があり、さらに進むと
観光地風になり、どうもその角を曲がるとおかげ横町の方へ行くようです。

曲がった先は、お伊勢さんの内宮の方へ続く道路で、おはらい町通りといいます。
車道と歩道の段差がないのですが、車も通るのです。
もう既に良い雰囲気になっています。

おぉ、ここが、かの有名な赤福の本店ですね。

振り返って見ると、そこがおかげ横町の入り口になっています。
なかなかの人出です。
もう12時です。お腹がすいたので、ここで腹ごしらえとしましょう。
おかげ横町の中をぐるぐる回って、海老丸というお店に入りました。
牡蠣ごはん定食、なかなかいいお値段と思ったら、
昆布の付き出し、カキの炊き込みご飯、大きな牡蠣フライ5個、
お刺身少し、赤だしとずいぶん沢山出てきました。
私は焼きカキ、ウツボの唐揚げとご飯を頼んで、
2人でわけあってちょうど満腹になりました。
ウツボの唐揚げは、硬いおせんべいのような不思議な物でした。

さて、そこを出て、おかげ横町の真ん中にしつらえてある休憩所で持ってきたマドレーヌを食べます。

さて、いよいよ、内宮へ向かいます。

おかげ横町を出て、そのまま進んだら、五十鈴川に出ました。
川べりではアヒルが遊んでいます。
しばらくそのまま整備された川岸を進みました。


お、いよいよ大鳥居に来ました。

この宇治橋を渡るとそこは内宮です。


おや?橋の横には何か不思議な物が建っていますね、なんなのでしょう。


橋を渡ると道は直角に曲がって急に視界が開け広い参道となります。
ここは神苑と言われる所で、両側が美しい庭園になっています。


道なりに曲がっていくと、一番奥の皇大神宮(内宮)正宮につきましたが、
写真は撮れませんでした。

正宮のすぐ隣は次回の遷宮(2013年)の予定地となっています。


裏に回ると

さらに戻ると神馬の内御厩、でも、もぬけの殻でした。残念。

馬がいるなら、当然・・・・・あ、いました、いました。

内宮には多くのお宮さんがありますが、すべてパスしてここで、内宮に別れを告げます。


さて、帰りは御幸道路を帰りました。
天皇陛下の行幸時の参拝経路で石行灯が立ち並んでいます。

途中には

月読宮

倭姫宮などがありましたが、すべて通り過ぎます。
帰りの電車の時間が・・・・まだたっぷり時間あるんですけど・・・
歩くの早すぎますぅ〜

不思議な物を見つけました。
お正月でもないのに、このあたりの家にはどこも、しめ縄がかざってあるのです。


どうやら三重県南部は一年中しめ飾りをかざるようです。

木札にはこの3種類がありました。
笑門が一番普通で、お店屋さんは千客万来が多いです。
蘇民将来子孫門というおまじないのような物もあります。
これはスサノオノミコトに宿をかした蘇民将来という人の子孫だよ、
だから、疫病はここを避けなさい、というお札のようです。


という訳で、お宮さんをパスしまくったので、
13kmは歩かなかったと思いますが、それにしても今日一日よく歩きました。
帰りの電車で、たっぷりお昼寝をして休憩ができました。


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