原点 2006年のある日
私の母は麺類があまり好きではなかったようです。
そのためか、子供の頃あまり麺類が食卓に上ることはありませんでした。
ところが結婚した相手は麺類が好きで
麺類、とくにスパゲッティーの茹で方にはとてもこだわっていたので
麺自体のおいしさを初めて味わったのでした。
蕎麦の思い出としては、大学時代、
悪ガキ仲間について行くと、そこは木曽福島のくるまや本店。
もちろん味の記憶はありません。
しかし、ここがおいしい蕎麦屋であると聞き、
蕎麦の善し悪しにこだわる人が達がいることを知ったのです。
さて、諏訪に親戚が住んでいます。
そこのおじいちゃん(もう亡くなっていますが)お勧めの蕎麦屋が
諏訪市立石展望台の登美(本店)
諏訪を訪れるたびに行っていました。
数年前しゃれたお店に改装されて、諏訪大花火の絶景が見えるようになりました。
以前の素朴な雰囲気も昔懐かしい感じで好きだったんですけどね。
最近では、やっぱりここの蕎麦っておいしいのかも、と思うようになりました。
ここが、蕎麦に関する原点かもしれませんね。
しかし、本当のことを言えば、蕎麦の味はわかりません。
どんな蕎麦をおいしいというのか、私はどんな蕎麦が好きなのか。
ある時ふと思いついたのは
名古屋のおいしい蕎麦屋というお店に行って食べ歩けば、
蕎麦の味がわかるようになるかもしれないということ。
そこで、蕎麦がおいしい蕎麦屋、こだわりの蕎麦屋を食べ歩いてみることにしました。