尾張津島藤祭り

2005/05/05

津島の天王川に東洋一の藤棚があると言うことです。
地元の名所に一度は訪れてみようと思いました。
ちょうど藤祭りと言うことで、旧家の見学もできるようです。

津島は名古屋から西に約25km、名鉄電車で約30分。
初夏の陽気なのでサマーウールに帽子と日傘も必要です。
もちろん地下足袋

こんな格好で出かけました。


まず津島駅を降りて、観光案内図をもらい、西に向かって歩きます。天王通りと書いてあります。
標識はないのですが、戻ってくる人たちがいるのでこの道で良いのでしょう。

しばらく歩くと津島神社の東門に着きました。まずはお参りです。

大鳥居は東門で、
その向こうは東の楼門
楼門は
国の重要文化財


津島神社 南門から出ました

津島神社を出て少し南に歩き太い通りを東に戻ります。
途中に今日一般公開されている堀田家がありました。
堀田家はこの土地の土豪で、この家は18〜19世紀にかけて
建築、増築、改築されていったとのことです。
昭和48年に道路改修に伴い現在の位置まで移動させたそうです。
屋根にはうだつや忍び返しが作られています。

うだつ
うだつが上がっています
ここが本来の正面でしょうか。
屋根の端には忍び返し

中も見学できました

ここはみせ部分 お台所の天井には
籠が吊ってありました

さて、いよいよ天王川公園に行きます。

丸池回りには駐車場になっていて、車がびっしり。
南の方には屋台がずらり。舞台も作ってあって地元のお祭りという雰囲気です。
どんどん歩いて屋台を通り過ぎると、やっと天王川の藤棚にたどり着きました。
昔はこの川が広くて、数千艘の船が行き来し、大きな港町だったそうです。

藤棚の下は木漏れ日が涼しい。藤は9種類植えてあるそうです。
あまり違いはわかりませんが、所々白い花や濃い花があります。
ほぼ満開で、短い種類はもう散っていました。

さて、藤棚を高い所から見るとこんな感じになっています。
なかなか上から見る機会は無いですね。



ここでは7月の第4土曜日とその翌日に
天王祭が行われます。
織田信長も見学し、豊臣秀吉はことのほか好きだったということです。
一度は見たいのですが、混雑が怖くてまだ行ったことがありません。残念。


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