荒子川公園のラベンダー

2005/6/24


学生時代観光で行ったイギリスでラベンダー(乾燥もの)というものに巡り会いました。
まだイングリッシュガーデンなどという言葉もなかった時代、
生えているところは見なかったのですが、
強いあこがれの気持ちを持ちました。

10年前自分の庭を手に入れた時に早速ラベンダーを植えました。
イギリスの冷涼な気候と蒸し暑い名古屋では
同じ品種が育つ訳はないので、
説明書の暑さに強いという言葉を頼りに、色々な品種を試しました。
もちろん一応はイギリスのトゥルーラベンダーも試しました。

その結果、香りが良く、花も美しく、我が庭に適合し、毎年美しく香りの良い花を咲かせる品種は
結局、ラバンディンとセビリアンブルーの2種になりました。
サファイアブルーは丈夫だったのですが、四期咲きで、花の柄が短く好きになれず、結局抜いてしまいました。

今あるこの二種は花期がが少し違い、葉の色も違います。
花自体はラバンディンの方がきれいで柄も長いのですが、その分姿が乱れやすく手がかかります。

さて、そんな訳で、かねてから荒子川公園のラベンダーには興味があったのですが、
この度あおなみ線が開通して便利になったので、
ラベンダーフェアーの時期に行くことにしました。


あおなみ線の荒子川駅を降りるとそこは既に荒子川公園の中のようです。
標識がよくわからないのですが、地図があるので、見当を付け、歩いて行きました。

いきなり目の前にプランターがありラベンダーが植えてあります。

でもね、香りがちょっと少ないのは鼻が慣れちゃってるせい?
あ、つきました。花壇になったラベンダーもあるし、丘一面のラベンダーもあります。
ホームページによると5000株植わっているようです。
ほとんどがラバンディン・グロッソという種類のラベンダーで、ほかはフレンチラベンダーが一種のみです。
そのほかの種類のラベンダーの所は更地に近い状態でした。

施設の建物ガーデンプラザは日本庭園内の池の畔にあって、
今はラベンダーを中心としたコーナーの植え込みや、
ティールーム、ラベンダーグッズ販売、講習会場、図書部、自販機コーナーが、
こじんまりとまとまっていて、かつ開放的な雰囲気です。

公園の中はラベンダー関連の場所以外には、生け垣の見本コーナー
学校緑化見本コーナー、運動場など、とても広いようですが、
なにせ、六月下旬の今日は暑いし、体がこの暑さにまだ慣れていないので、とても歩けません。


ラベンダーと日本庭園だけさっと見るとガーデンプラザに戻り、ラベンダーのアイスクリームを食べて一服。
ほんのりラベンダーの香りがします。フジ色なのはブルーベリー色素のようですね。

せっかくなので、講習会に参加してみました。この回はラベンダーの入浴剤を作るようです。


ステンレスボールのなかに重曹とクエン酸とスキムミルク(!)と蜂蜜(!)を入れて
お風呂が大丈夫な人はラベンダーの粉末(私は入れませんでした)も入れて混ぜ、
10分ほどスプーンでぐいぐい押していると、硬くなってきます。
お握りのように力を入れて丸めると、ほらこんなボールになりました。
そこへラベンダーの精油を垂らします。
香りが逃げないようにサランラップでしっかり包みます。
精油は水に溶けないので上記のようなもの、あるいは塩と混ぜる必要があるようです。

さて、せっかくなので、我が家と比べて色の濃いラバンディン・グロッソを一株(300円)買いました。


帰って早速プランターに植えました。


我が家のが左。買ったのは右。花の色の違いがわかると思います。
匂いはうちのがずっと強いです。
日当たりのせいか、肥やしのせいか、種類が違うのか。それは不明です。

さて、ラベンダーを乾燥させる時は、早く乾燥させた方がいいということなので、
早速実行しました。
乾燥させたラベンダーでステキなものを作りました。
それは・・・ラベンダースティック

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