秋の鶴舞

自転車行

2006/12/14

蕎麦の春風荘へ行った、その帰りに鶴舞を通りました。

正門からはいると、噴水まわりのモミジの赤と柳の黄が目に入ります。

噴水を左手に迂回すると、ツルの姿が目に飛び込んできました。

いえいえ、いくらここの名前が鶴舞とは言っても、野生のツルが飛ぶ場所ではありません。

飛んでいるのはカラスです。


ではなくて・・・見えませんか?大きな鶴の姿。

これは新しい名大病院

姿から想像されるように断面が菱形なので、内部では迷子になるとか使い勝手が悪いとか

色々言われることもあるようですが、この晩秋の空気の中でツルの姿に見えたのです。

設計した人は建物の外観を重視する人だったので

確かにツルをイメージしていたと思いますが、実際ツルに見えたのは今日が初めてでした。



先に進むとバラ園です。もう冬かと思ったのですが、バラにとっては快適な気候だったようです。


春のバラとは違い、本当に美しい。

一斉に咲くわけではないので、訪れる人も無いのが良いのかはたまた寂しいのか・・・・



亀の池も心なしか侘びしい感じ。ここにもツルが羽を広げた姿が現れます。



さらに奥へいくと、

左手の森の中に美しくもひっそりとモミジが紅葉しています。



右手の池では鴨夫婦。婦唱夫随です


そのまま進むと鶴舞公園を出てしまいました。



おや、ここにも別のツルがいますね。


これは名工大です。名大病院より以前に建ちました。

規模は小さいですが、色はこちらの方が鳥らしいですね。

でも、どちらかというとツルというよりワシかタカですね。



さらに北に進んで見えたもの


雲が飛び光が舞います。イチョウ吹雪と光の乱舞です。

私のカメラではこの美しさを捉えきることが出来ません。 しかし・・・

限りある肉体の目で捉える美しさは不完全であるからこそ、一層美しく、一層貴重であります。


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