蕎麦の春風荘へ行った、その帰りに鶴舞を通りました。
正門からはいると、噴水まわりのモミジの赤と柳の黄が目に入ります。
噴水を左手に迂回すると、ツルの姿が目に飛び込んできました。
いえいえ、いくらここの名前が鶴舞とは言っても、野生のツルが飛ぶ場所ではありません。
飛んでいるのはカラスです。
ではなくて・・・見えませんか?大きな鶴の姿。
これは新しい名大病院
姿から想像されるように断面が菱形なので、内部では迷子になるとか使い勝手が悪いとか
色々言われることもあるようですが、この晩秋の空気の中でツルの姿に見えたのです。
設計した人は建物の外観を重視する人だったので
確かにツルをイメージしていたと思いますが、実際ツルに見えたのは今日が初めてでした。
先に進むとバラ園です。もう冬かと思ったのですが、バラにとっては快適な気候だったようです。
春のバラとは違い、本当に美しい。
一斉に咲くわけではないので、訪れる人も無いのが良いのかはたまた寂しいのか・・・・
亀の池も心なしか侘びしい感じ。ここにもツルが羽を広げた姿が現れます。
さらに奥へいくと、
左手の森の中に美しくもひっそりとモミジが紅葉しています。
右手の池では鴨夫婦。婦唱夫随です
そのまま進むと鶴舞公園を出てしまいました。
おや、ここにも別のツルがいますね。
これは名工大です。名大病院より以前に建ちました。
規模は小さいですが、色はこちらの方が鳥らしいですね。
でも、どちらかというとツルというよりワシかタカですね。
さらに北に進んで見えたもの
雲が飛び光が舞います。イチョウ吹雪と光の乱舞です。
私のカメラではこの美しさを捉えきることが出来ません。 しかし・・・
限りある肉体の目で捉える美しさは不完全であるからこそ、一層美しく、一層貴重であります。